普通の公立小学校に通うことになった、現時点でバイリンガルの息子の英語力を維持するために、スカイプ英語レッスンをセットアップしてみた。格安のネイティブでない先生を試したら、息子本人と、トライアルを覗き見(聞?)していた娘から厳しいダメ出しを食らう。曰く、「言ってることわからん」。…私には聞こえるのだが、それも私がネイティブじゃないからなのか。早く子どもたちがライティングもうまくなって、論文の校正を手伝ってほしいと心の底から思う。という訳で、レッスンはネイティブの講師に変えた。安くはないが、一昔前に比べると、IT の発達のおかげで良質な教育が比較的安価で手に入りやすくなったと思う。

これに刺激されて、娘もスカイプ中国語をやることになった。シンガポールのローカル幼稚園とインター小学校に通っていた彼らは、2−3歳のころから中国人の先生から毎日中国語の授業を受けていた。読み書きはともかく、彼らの中国語の発音はほぼ完璧である。10−20年後の世界で、日英中を話せれば最強じゃないのか?しかし娘の将来の夢は獣医である。ヒマな時に、犬や猫の骨格模式図をノートに模写してニヤニヤしているマニアックな動物オタクなのだ。なんだかなあと思う。我々が良かれと思って彼らに与えているものは、彼らにとってはどうでもいいのである。すでに私の子供たちは小学校中学年と高学年なので、これを早期教育と呼ぶかどうかは別だが、彼らが小さい時には、私も少しだけ早期教育なるものに取り組んだこともある。それらが役に立っているかどうか、定かではない、、、いや、正直なところ、役に立ったとは思えない。完全に親の自己満足である。コスパが悪いことこの上ない。自戒を込めて書いておくが、もうやめよう。。。しかし英語と中国語はやっぱり続けてもらいたい。。。こうやって迷いながら人生は過ぎていく。時々、ヤケクソになって歌う。OB-LA-DI, OB-LA-DA, life goes on, bra! (<注:村上春樹のパクリです)