2022.8.10 その他 先輩のラボを訪問:兵庫県立小野高校より、廣瀬研へ
7/23・8/8に廣瀬研究室へ兵庫県立小野高等学校より2日間合計生徒17名、教員3名が訪問されました。
廣瀬教授より講義と科学者の仕事についてのお話の後、同じ高校出身の大学院生による研究室ツアーが行われました。最初は、緊張の面持ちの生徒さん達でしたが、講義では頷きながら熱心にメモを取られていました。
廣瀬教授の講義では、遺伝とは何か、遺伝子とは?といった話に始まり、自分の体や身近な細胞を使ってサイズ・スケール感を実感できるよう、例を示しながら話が楽しく展開されました。また遺伝子(生き物の設計図)を元に適材適所でタンパク質が体、組織、細胞内のあちこちで制御されながら作られていることを実感できるように具体的に話されていたのも印象的です。遺伝子のコード(配列)をアミノ酸の配列に置換するクイズもあり、生徒さん達は楽しそうに取り組まれていた様子でした。
最後に廣瀬教授が科学者として大切に思っている “創造力”や、学習と科学の違い等、科学を目指す方々へ向けた奥深いメッセージもありました。
研究室ツアーでは先輩(生命機能研究科2年土井理恵さん)から、日頃の研究や活動に使われる研究機器の紹介に加えて、実際のツール(蛍光顕微鏡)を使った観察体験の機会が得られました。培養細胞の核、RNA、タンパク質が蛍光ラベルで染め分けられた画像の具体的な説明を受けた後で、実際に顕微鏡も覗いてみると「ほおっ」という声も聞かれました。ツアー中には、プローブの合成について等のテクニカルな質問から、進路の話(アドバイス)もあり、これからの進路に科学を含めて考えておられる生徒さん達には参考になる部分もあったかもしれません。
昨今の状況の中、今回の訪問は少人数にて消毒等、気をつけながらの開催だったと思いますが、ご関係者の配慮の元に貴重な機会が叶ったこと何よりです。
文責: 企画広報室 岡本
廣瀬教授より講義と科学者の仕事についてのお話の後、同じ高校出身の大学院生による研究室ツアーが行われました。最初は、緊張の面持ちの生徒さん達でしたが、講義では頷きながら熱心にメモを取られていました。
廣瀬教授の講義では、遺伝とは何か、遺伝子とは?といった話に始まり、自分の体や身近な細胞を使ってサイズ・スケール感を実感できるよう、例を示しながら話が楽しく展開されました。また遺伝子(生き物の設計図)を元に適材適所でタンパク質が体、組織、細胞内のあちこちで制御されながら作られていることを実感できるように具体的に話されていたのも印象的です。遺伝子のコード(配列)をアミノ酸の配列に置換するクイズもあり、生徒さん達は楽しそうに取り組まれていた様子でした。
最後に廣瀬教授が科学者として大切に思っている “創造力”や、学習と科学の違い等、科学を目指す方々へ向けた奥深いメッセージもありました。
研究室ツアーでは先輩(生命機能研究科2年土井理恵さん)から、日頃の研究や活動に使われる研究機器の紹介に加えて、実際のツール(蛍光顕微鏡)を使った観察体験の機会が得られました。培養細胞の核、RNA、タンパク質が蛍光ラベルで染め分けられた画像の具体的な説明を受けた後で、実際に顕微鏡も覗いてみると「ほおっ」という声も聞かれました。ツアー中には、プローブの合成について等のテクニカルな質問から、進路の話(アドバイス)もあり、これからの進路に科学を含めて考えておられる生徒さん達には参考になる部分もあったかもしれません。
昨今の状況の中、今回の訪問は少人数にて消毒等、気をつけながらの開催だったと思いますが、ご関係者の配慮の元に貴重な機会が叶ったこと何よりです。
文責: 企画広報室 岡本