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カリキュラム概要

生命機能研究科は5年一貫制博士課程ですが、所定の単位を取得し中間考査に合格すると、修士の学位が授与されます。これは、前期・後期博士課程からなる大学院の修士修了と同等の学位です。
専門性の異なる学生による異分野融合を推進するために、生命機能の研究に必要な広範な分野の講義と実習を用意しています。
1年次前半は集中的に基礎的知識・技術獲得のための教育を実施。それぞれの専門分野以外の学問分野で研究に必要な基礎を固めます。スタート時点でのハンデをなくし、大学院生一人ひとりがユニークな研究を目指せる環境づくりに力を入れています。
教育職員免許状については、本研究科は、中学校教諭・高等学校教諭「理科」の専修免許状取得のための課程として認定されています。

概要図

履修の流れ(1、2年次)

基礎講義と基礎実習(A群基礎科目)・専門講義(B群専門科目)・研究指導(C群研究科目)を履修します。

基礎講義と基礎実習(A群基礎科目)は1年次に開講します。
生命機能の研究に必要な広範な分野(数学、物理学、化学、生物学、医科学)の講義と実習およびコンピューター科学演習を用意しています。
専門講義(B群専門科目)は、所属研究室で実施される論文講読、研究発表等および外部セミナー聴講に対して単位を与えるものと、秋・冬学期に外部講師等を招いて開講される特別集中講義があります。
研究指導(C群研究科目)では、配属研究室で研究に参加します。一般には、テーマを設定して研究に取り組み、研究に関連する論文の講読や研究成果の発表や討論を経て、中間評価論文(修士論文)の完成を目指します。

中間考査

2年次に中間考査(2月下旬)として研究発表を行います。所定の単位を取得し、中間考査に合格した者には修士の学位が授与されます。

3年次以降

プロジェクト研究(D群科目)・研究指導(E群研究科目)を履修します。
プロジェクト研究とは、一定の期間、所属する研究室とは別の研究室での研究に参加することにより、異分野を経験し、バックグラウンドを広めるものです。
研究指導(E群研究科目)では、配属研究室で研究に従事し、博士論文の作成をめざします。詳細は指導教員に確認してください。

博士課程修了

5年以上(3年次編入者については3年以上)在籍し、所定の単位を取得し、かつ博士論文審査に合格すると、博士の学位を授与します。

早期修了

要件を満たす学生は、所定の年限より早期に博士論文審査を受けることができます。

申請要件

  1. 博士課程修了に必要な所定の単位を取得していること。
  2. 申請者が第1著者となる優れた主要学術論文が、申請博士論文に関して本審査申請期限までに採択されていること。
  3. この主要学術論文を他著者が学位取得論文としないことを、「共著者承諾書」により申請すること。

申請と承認の手順

  1. 在学期間の短縮を希望する学生は、指導教員の承認を得て、「優れた研究業績を上げた者」についての審査を、履歴書、研究業績調書、申請博士論文題目と概要、申請者主要学術論文に関する共著者承諾書を添えて大学院係へ申請するものとする。
  2. 指導教員は、教務委員会へ研究業績調書などをもとに申請者が「優れた研究業績を上げた者」に該当する旨の推薦書を提出し、これに基づき、教務委員会で申請者の在学期間短縮の可否について審議するものとする。
  3. 教務委員会から、研究科委員会に申請者の在学期間短縮についての報告を行う。
  4. 在学期間の短縮を認めた者に対する博士課程修了認定は、3月及び9月の年2回実施することとする。
  5. 合否の判定は、通常修了と同じく、予備審査と本審査により行う。

さらに詳しく知るには

カリキュラムについてさらに詳しく知りたい方は、カリキュラム詳細をご覧ください。

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