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FBSコロキウム 379回倍数性病態学研究室

講演

倍数性変化がもたらすがん進化へのインパクト

松本 知訓[准教授|倍数性病態学研究室]

日時 2025年3月4日(火)12:15〜13:00
場所 吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室
言語 日本語
世話人

松本 知訓(准教授)
E-mail:matsumoto.tomonori.fbs[at]osaka-u.ac.jp
TEL:06-6105-5243

倍数性変化がもたらすがん進化へのインパクト

ヒトを含め哺乳類は2倍体生物だが、組織障害や癌においてはゲノムが倍加した多倍体細胞がしばしば認められる。そして多倍体化は、がん細胞の悪性進化を駆動し難治がんの原因となることが示唆されてきている。当研究室ではこれまで、多倍体化が単にゲノムを倍加させるのみならず、その後のがん細胞の挙動に様々な影響を与えることを、培養細胞やマウスモデル、臨床検体を使った解析から明らかとしてきた。本コロキウムでは、倍数性変化ががん細胞の挙動、がん病態にどのようにインパクトをもたらすのか、最近の我々の研究から明らかになってきていることを解説する。

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