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FBSコロキウム 363回エピゲノムダイナミクス研究室

講演

性分化に関わる転写/エピゲノム因子の相互作用タンパク質の探索

黒木 俊介[エピゲノムダイナミクス研究室|准教授]

日時 2024年9月3日(火)12:15〜13:00
場所 吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室
言語 日本語
世話人

黒木 俊介(准教授)
E-mail:skuroki[at]fbs.osaka-u.ac.jp
TEL:06-6879-4672

性分化に関わる転写/エピゲノム因子の相互作用タンパク質の探索

哺乳類は基本的に性染色体がXY型が雄、XY型が雌になる。Y染色体上には性決定遺伝子Sryが存在する。Sryは胎仔期生殖腺で精巣分化の遺伝子ネットワークを活性化し、個体の雄化を促進する。Sryの転写活性が閾値に達しない場合、XY型であっても生殖腺は卵巣に分化し、個体は雌となる。我々の研究室では、主にエピゲノムや代謝の観点から、性分化の遺伝子ネットワーク制御のメカニズムを研究している。近年、相互作用タンパク質を解析する新たな手法として、近依存性ビオチン化標識法(BioID法)が普及してきた。本セミナーでは、BioID法を用いて、性分化に関わる転写因子やエピゲノム因子の相互作用タンパク質を探索した結果を示し、議論したい。

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