FBSコロキウム 212回脳情報通信融合研究センター
講演 |
視覚情報処理のクロックとしてのアルファ波 天野薫[脳情報通信融合研究センター] |
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日時 | 2019年6月6日(木)12:15~13:00 |
場所 | 吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室 |
言語 | 日本語 |
世話人 |
田口隆久(脳情報通信融合研究センター) |
視覚情報処理のクロックとしてのアルファ波
我々は、非侵襲的な脳活動操作手法を開発し、ヒトの知覚や行動に因果的に寄与する脳活動を調べている。中でも経頭蓋交流電気刺激(tACS)法は、アルファ波、ベータ波など脳活動の時間パターン(神経律動)を制御することが出来る有力なツールである。本講演では、アルファ波の周波数を増減させる技術を開発し、アルファ波が視覚情報処理のタイミングを決める機能があることを明らかにした研究を紹介する。