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FBSコロキウム 309回染色体生物学研究室

講演

セントロメア・キネトコア構造形成の分子基盤

原 昌稔[染色体生物学研究室・助教]

日時 2022年10月6日(木)12:15〜13:00
場所 吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室及び配信
言語 英語
世話人

堀 哲也 准教授
E-mail:thori[at]fbs.osaka-u.ac.jp
TEL:06-6879-4425

セントロメア・キネトコア構造形成の分子基盤

キネトコアは、染色体上のセントロメアとよばれる特殊なクロマチン上に形成される、巨大なタンパク質複合体である。細胞が分裂する際に、キネトコアは紡錘体微小管と結合することで、染色体と紡錘体とをつなぎ、それにより姉妹染色分体の均等分配を保証している。そのため、我々の遺伝情報が世代を越えてどのように引き継がれるのかを理解するためには、キネトコア複合体やセントロメアクロマチンの構造およびその制御を明らかにすることが重要である。本コロキウムでは、キネトコア構成因子の一つであるCENP-Cの機能解析により明らかになってきた、キネトコアおよびセントロメア構造形成メカニズムについて最近の知見を紹介する。

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