FBSコロキウム 209回細胞核ダイナミクス研究室
講演 |
超分解能蛍光顕微鏡でどこまで見えるか 平岡泰[細胞核ダイナミクス研究室] |
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日時 | 2019年4月25日(木)12:15~13:00 |
場所 | 吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室 |
言語 | 日本語 |
世話人 |
淺川東彦(細胞核ダイナミクス研究室) |
超分解能蛍光顕微鏡でどこまで見えるか
蛍光顕微鏡の最大の利点は、分子特異的に染色でき、生体に近い状態または生きている状態で観察できるなど、生物学で重要となる多くの情報を得ることができることである。しかし、光学顕微鏡の分解能は、光の波の性質に起因する回折限界によって制限されており、これが大きな制約となっていた。近年の超分解能顕微鏡の開発によって、この回折限界を超えることが可能になり、蛍光顕微鏡に新たな可能性が生まれている。本講義では、蛍光顕微鏡の基礎から超分解能まで基本的な留意点について概説する。