2022.8.25 その他 日本電子YOKOGUSHI 協働研究所(難波研) ラボツアー8/23(レポート)
8/23午後に研究科内部向けの難波研ラボツアーが開催されました。
内部向けのラボオープン、実は珍しい機会です。
冒頭の難波教授からのクライオ電子顕微鏡の歴史についてのお話では、昨今の解析解像度として原子一つずつが見える分解能まで迫っている等、解析技術の進展がわかりやすく伝えられました。また、各種技術の進展によりプロセスの自動化・高速化も進んでいるようです。かつては何日もかけて撮影していた画像も徹夜することなく自動撮影でき、その処理能力も飛躍的に向上しているとのこと。実際にどのくらいの蛋白質サイズが解析の限界かといったお話や画像解析にはAIも使われている等、昨今の解析事情についても具体的な説明がありました。
その後、日本電子の牧野先生から利用できる装置と技術について、どういった解析や機器が共同研究で利用可能か等の具体的なお話もありました。
見学では各機種の電顕の構造やサンプル調製も丁寧に紹介いただいたことで、凍結から切片(カセット)作製の過程や工夫までの理解をより深めることができた印象です。
良い画像が撮れますように、と神棚も。
日本有数のクライオ電子顕微鏡が利用できるのは貴重な機会ですので、研究科内でもよりアクティブな共同研究や活用に繋がることが期待されます。
内部向けのラボオープン、実は珍しい機会です。
冒頭の難波教授からのクライオ電子顕微鏡の歴史についてのお話では、昨今の解析解像度として原子一つずつが見える分解能まで迫っている等、解析技術の進展がわかりやすく伝えられました。また、各種技術の進展によりプロセスの自動化・高速化も進んでいるようです。かつては何日もかけて撮影していた画像も徹夜することなく自動撮影でき、その処理能力も飛躍的に向上しているとのこと。実際にどのくらいの蛋白質サイズが解析の限界かといったお話や画像解析にはAIも使われている等、昨今の解析事情についても具体的な説明がありました。
その後、日本電子の牧野先生から利用できる装置と技術について、どういった解析や機器が共同研究で利用可能か等の具体的なお話もありました。
見学では各機種の電顕の構造やサンプル調製も丁寧に紹介いただいたことで、凍結から切片(カセット)作製の過程や工夫までの理解をより深めることができた印象です。
良い画像が撮れますように、と神棚も。
日本有数のクライオ電子顕微鏡が利用できるのは貴重な機会ですので、研究科内でもよりアクティブな共同研究や活用に繋がることが期待されます。