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2018.10.18 その他 タイ・スワンクラーブ高校の生徒さん達が、研究室訪問されました。

平成30年10月18日(木)、タイのスワンクラーブ高校生が生命機能研究科へ研究室訪問されました。阪大微生物研究所への一週間プログラムで滞在され、そのうちの後半の半日の見学でした。参加者として、スワンクラーブ高校教員2名、高校生10名の構成に微研の担当者および教員の2名が来られました。

研究科の簡単な紹介に加えて、甲斐教授からの留学生サポートへの取り組み説明後、訪問先の、1分子生物学研究室(上田研)と生殖生物学研究室(甲斐研)へ2グループに分かれて向かいました。

上田研では宮永助教からタンパク質のサイズのスケール感、(10ナノメートル=1/100000ミリメートル)のお話から、その可視化原理についてのお話がありました。こんな小さなタンパク質1個は普通の顕微鏡では見えないのにどうして可視化できるのか、皆さん理論にも興味津津。その後実際に研究室で組み上げられた特殊な顕微鏡にて分子の動きの観察が行われました。レーザーがいくつもの鏡で反射して顕微鏡に導かれる様は幻想的です。

甲斐研究室では甲斐教授からのレクチャーのあと、実習がありました。他部局での哺乳類の組織や病気に関する研究とは異なり小さなショウジョウバエの観察や卵巣の解剖、蛍光顕微鏡観察にチャレンジ。

生命機能研究科では生物物理系の研究室と細胞生物学の分野の2箇所の訪問でしたが、阪大のいろんな場所をめぐられてサイエンスの奥深さや幅広さを日本滞在で満喫されたことでしょう!

最後のリラックスタイムでは、将来科学者になりたい、とのお声も聞かれました。日本のライフサイエンスの現場に触れられる貴重な経験となったことでしょう。参加者の方々のこれからの活躍が期待されます。

(企画室 岡本)

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