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その他イベント 「実際に見るということ」(高校生向けサイエンスツアーより)

日時 2024年8月8日(木)
場所 生体機能分子計測研究室、ユビキチン生物学研究室、幹細胞恒常性システム研究室、ダイナミックブレインネットワーク研究室、知覚・認知神経科学研究室、光物性研究室、プロトニックナノマシン研究グループ、日本電子YOKOGUSHI協働研究所ほか

今年も高校生向けの科学体験ツアーが開催されました。平岡泰名誉教授による講演と研究室での実習をとおして「研究」のおもしろさを感じてもらおうというものです。「生命」の「階層性」をカバーするように幅広い分野の研究者が集う当研究科の特徴を活かしたプログラムで、分野を超えて「生命機能学」を体験していただきます。

学校名 兵庫県立神戸高等学校
参加人数 40名

生命機能学が対象とする「生命」は分子から細胞、個体までのいろいろな階層性をもつダイナミックに変動する複雑なシステムです。そのシステムをトータルに理解するために、そこでなにがおきているのか(たとえば、細胞や個体での分子の動き)を実際に見る生命動態イメージングという考え方を重視しています。

このたびは2022年以降に発足したユビキチン生物学と幹細胞恒常性システム研究室が加わり、以下の七つのコースが用意されました。そこから二つを選んで「細胞を生きたまま見る」「分解能の限界を超えてみる」「分子の形をそのまま見る」「脳の働きを見る」ことを研究室で体験するというものでした。

  1. バクテリアの泳ぎを駆動するべん毛を電子顕微鏡で拡大して見る
  2. 顕微鏡を作ってみよう
  3. 見る・聞くを支えるヒト脳活動の解析
  4. 体で覚える脳の仕組み
  5. イメージングから理解する毛包形成のしくみ
  6. 酵素の触媒活性を可視化する
  7. 光の物理から量子力学へ

当研究科ではスーパーサイエンスハイスクール指定校など、府内外の高等学校向けに随時、研究室紹介を行なっています。研究室独自のプログラムを通して科学、研究への理解を深めていただきます。

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