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お誘いのメッセージ
生命機能研究科の大学院生、PD研究員、特任助教、助教の皆さん
生命機能GCOEプログラムで学生主催の学生・若手合宿研究交流会を開催するのも今年で5回目となりました。
3月11日の東日本大震災では大勢の方々が亡くなられ、まだまだ大勢の方達が苦しい生活を強いられています。その影響をほとんど受けずに平穏な暮らしを続けることのできる我々にできること、そして、日本の将来が大きな危機にさらされているこういう時だからこそ我々が為すべきことは、どのような危機も乗り越えていける強い日本を形作り、人類社会を豊かに発展させることのできる科学と技術を産み出すべく、広い視野でよく考えて研究を進めることです。
生命機能研究科のGCOEで我々がめざすのは、基礎生命科学、医学、理学、工学を含む広い範囲の研究分野の融合を推進して、従来の生命科学の枠組みを越えた世界最高水準の分野横断的教育研究拠点を創ること。そして国際交流を推進して、次世代の国際社会を担う若手人材を育成することです。
主役は学生と若手研究者である皆さんです!
生命機能研究の様々な分野を世界の最先端で牽引するこの研究科で、その研究の枠組みをぶち破り、さらに高いレベルに発展させて、未来の予測医療や新しい原理に基づくものづくり、耐障害性の高いシステム作りに展開させるためには、異なる分野で教育を受けた皆さんがお互いの垣根を越えて密に議論を重ね、新しい研究分野や研究手法を切り開く以外に道はありません。各グループの研究を個別に推進するだけでは実現不可能な「未知の領域への挑戦」。これがこの研究交流会のキーワードです。是非この会に参加して生命機能研究の未来をじっくり語り合ってください。きっとそこに何かが生まれるはずです。
このGCOE学生主催合宿研究交流会は、異分野融合の積極的な推進のためにと考えた活動の一つであり、生命機能GCOE活動のなかで最も重要なものです。皆さん一人一人がこの機会を積極的にかつ有効に活用し、普段はあまり話し合う機会のない研究分野の人たちといろいろな話をするきっかけにして、今後の研究に役立てて欲しいと思います。
海外から大学院生や若手研究員を招いてこの会を開催するのも3回目となりました。彼らも皆さんと一緒になって、異分野融合への旅の始まりを満喫してくれると期待しています。この貴重な機会を大いに楽しんでください。そうするうちに必ずどこかで「おもろい」研究が生まれてくるはずです。それを楽しみにしています。

柳田敏雄 GCOE 拠点リーダー
難波啓一 GCOE 学生主催合宿研究交流会担当運営委員
     生命機能研究科 研究科長

柳田 敏雄
柳田 敏雄

難波 啓一
難波 啓一
Background: Photo by (c)Oumifuji (http://www.biwa.ne.jp/~oumifuji/)
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