単位時間あたりにワイヤーに衝突する確率

球は,ワイヤー中を移動し,ワイヤーに(1回以上)衝突すると動けなくなるとする.
その衝突の確率は,ワイヤーの密度(ゲル濃度),球の断面積に比例すると考えられるので,

と考えることができる(k:比例定数,c:ワイヤー密度,r:球の半径)
pが十分小さい時,単位時間にワイヤーに何回衝突するか,と言う確率,P(i)はポアソン分布に従うと期待できるので,

と考えることができるので,球が透過する確率,pA,は,

となる.