今回の合宿では、学術研究の交流だけでなく、多国籍の人々と国際交流できる機会が豊富に用意されています。こうした交流は、自分の専門とは異なる領域の研究者に自分の研究内容を英語で発信する上でも役立つ機会になるでしょう。また、研究だけでなく、他国の文化や伝統などについても理解を深めることができるよいチャンスです。

また本合宿では、海外から十数名の大学院生や研究員を招待しております。 そのため、3日間を通して使用言語は英語。 国境も文化も越えた交流を行うために、英語は必須です。 英語に慣れていない方も、3日間みっちり英語の中で生活すると、 合宿を終えるころには想像以上に上達するのではないでしょか。

ご自身の行っている研究、あるいはこれから進めていく予定の研究について発表していただきます。「狭く深く」でも、「広く浅く」でも結構です。内容がどれだけシンプルであっても大丈夫です。重要なことは、「自分の専門以外の領域の学生の方に、興味を示してもらえるように自分の言葉で(しかも英語で!)伝える」ことです。発表時間以外は他の参加者のポスターを回り、異分野の学生の方がどのような意見や考えでどのような研究を進めているのか、積極的に聞いてみてください。

※ ポスターを各自ご用意下さい

詳細はポスター作成のお願いをご覧ください

班ごとに分かれ、用意されたテーマに沿ってディスカッションをしていただきます。
異分野の学生の方の意見や考えを最大限汲み取り、自分自身の考えと融合させていくことで、新たなアイデアを創り出していきましょう。

 今年度も様々な形で科学に関わっておられる方々をお招きし、活動内容から人生観までざっくばらんな講演をしていただきます。普段の研究セミナーとはひと味違う講演を是非お楽しみください。

中内先生の写真

 中内彩香博士は、京都大学iPS細胞研究所国際広報室で、iPS細胞とその応用について広く発信する、サイエンスコミュニケーターとしてご活躍されています。東京大学大学院医学系研究科在学中より、人類遺伝学に関する研究を進める傍ら、サイエンスコミュニケーション活動にも精力的に取り組んでこられました。これまでのご経験を元に、「科学を人と共有すること(サイエンスコミュニケーション)」についてご講演していただきます。

 山口新平先生は、2010年京都大学大学院 医学研究科で博士号を取得後、2011年に研究員として米国・ノースカロライナ大学・ハーバード医科大学・Yi Zhang教授の研究室に留学されました。その後、渡米後1年後から2年連続でNature誌にTet1の減数分裂とゲノムインプリンティングに関する機能を発表するという類稀なる業績をあげておられます。

http://first.lifesciencedb.jp/archives/6201
http://first.lifesciencedb.jp/archives/6201/8109

2015年より、大阪大学大学院 生命機能研究科の仲野研究室に助教として着任し、ご活躍中です。学生の頃から一貫して発生研究の分野に携わり、各地でアクティブに研究に取り組まれてこられました。今回のご講演では、研究への熱い思いと、先生がこれまで歩まれた道のりについてもお話していただく予定です。

2014年のエクスカーション(京都)

合宿二日目に、京都市内を散策する時間を設けました。リラックスした雰囲気の中で、知り合った人々とゆっくりと親睦を深めてみてはいかがでしょうか。。

  • ボスターを2種類作成してください (A0サイズを1枚、A4サイズを6枚). A4サイズのものはA0サイズの縮小版で結構です。
  • A0のポスターはポスターセッションにて使用。A4サイズのものは、合宿内でグループメンバーにお配りし、研究説明の際にお役立てください。
  • A0 サイズは横 841mm × 縦 1189mmとなります。A4サイズのスライドを何枚か印刷し、統合してA0サイズにする形式でも大丈夫です。
  • ご自分の研究を異分野の研究者にも分かりやすく説明した内容で作成してください。
  • やむを得ない場合を除き英語で作成してください。