個体の生と死を越えて
命をつないでいく
生殖細胞の謎にせまる
命をつないでいく
生殖細胞の謎にせまる
研究テーマ
高等動物は個体としての死を免れる事は出来ないが、有性生殖によって次世代を生み出し、種を存続させる。すなわち、種の存続という観点では、個体は単に次世代に受けつがれる遺伝情報の乗り物にしかすぎず、次世代を生み出す生殖細胞がもっとも重要な細胞種である。ショウジョウバエは、卵巣と精巣にそれぞれ雌性もしくは雄性生殖幹細胞をニッチと呼ばれる微小環境に維持しており、それらが活発に生殖細胞を生み出している。この幹細胞の維持機構、幹細胞から分化した生殖細胞がそれぞれ卵子と精子に成熟して行く機構、および piRNA と呼ばれる生殖巣に特異的に発現している小分子 RNA を含む非コード RNA によるゲノムの安定化機構の解明を目指している。
研究室ニュース
- 2024年7月16日
- フェンメイの博士論文のコンテンツが Development 誌に掲載されました!
Xu F, Suyama R, Inada T, Kawaguchi S, Kai T. (2024) HemK2 functions for sufficient protein synthesis and RNA stability through eRF1 methylation during Drosophila oogenesis. Development 151(14):dev202795
https://www.fbs.osaka-u.ac.jp/ja/research_results/papers/detail/1087 - 2024年4月1日
- 村上 直生くんが甲斐ラボに参加しました!ようこそ!
- 2024年3月1日
- 送別会&歓迎会を開催しました!
- 2024年2月16日
- 生命機能入試説明会(オンライン)
2024年3月23日(土)- 午前10:00 〜:入試概要説明
- 午後:研究室訪問
- オンライン:午後3時 〜 午後3時30分
- 2024年1月29日
- フェンメイの博士論文のコンテンツがプレプリントとして発表されました!
Xu F, Suyama R, Inada T, Kawaguchi S, Kai T. (2023) HemK2 functions for sufficient protein synthesis and RNA stability through eRF1 methylation during Drosophila oogenesis. - 2023年12月22日
- ハワイ大学マノア校の Joanne Yew 博士のグループとの共同研究の論文が Communication Biology 誌に掲載されました!
Suyama R, Cetraro N, Yew J Y, Kai T. (2023) Microbes control Drosophila germline stem cell increase and egg maturation through hormonal pathways. Commun. Biol. 6 - 2022年12月8日
- 第46回分子生物年会(学会参加)で、甲斐教授がキャリアパスセミナーの司会をしました!
- 2023年10月27日
- 甲斐教授が DOJIN FORUM で講演しました!
- 2023年10月5日
- 研究生の鄭さんが参加しました!ようこそ甲斐研へ!
- 2023年9月21日
- フェンメイのお別れランチパーティを開きました!いつもハードワークで明るいフェンメイ。寂しくなりますが、中国でがんばってね!
学会参加
- 2023年12月6日
- 第46回日本分子生物学会年会(兵庫県神戸市)
- 2023年9月11日
- 学術変革領域会議@鶴岡(山形県鶴岡市)
- 2023年5月30日
- 第28回国際 RNA 学会年会(シンガポール)
- 2022年11月30日
- 第45回日本分子生物学会年会(千葉県千葉市)
- 2021年12月1日
- 第44回日本分子生物学会年会(神奈川県横浜市)
- 2020年12月2日
- 第43回日本分子生物学会年会(オンライン開催)
- 2019年12月3日
- 第42回日本分子生物学会年会(福岡県福岡市)
- 2019年9月24日
- RNAフロンティアミーティング2019(静岡県伊豆市)
- 2019年5月14日
- 第52回発生生物学会 年会(大阪府大阪市)