個体の生と死を越えて
命をつないでいく
生殖細胞の謎にせまる
命をつないでいく
生殖細胞の謎にせまる
研究テーマ
高等動物は個体としての死を免れる事は出来ないが、有性生殖によって次世代を生み出し、種を存続させる。すなわち、種の存続という観点では、個体は単に次世代に受けつがれる遺伝情報の乗り物にしかすぎず、次世代を生み出す生殖細胞がもっとも重要な細胞種である。ショウジョウバエは、卵巣と精巣にそれぞれ雌性もしくは雄性生殖幹細胞をニッチと呼ばれる微小環境に維持しており、それらが活発に生殖細胞を生み出している。この幹細胞の維持機構、幹細胞から分化した生殖細胞がそれぞれ卵子と精子に成熟して行く機構、および piRNA と呼ばれる生殖巣に特異的に発現している小分子 RNA を含む非コード RNA によるゲノムの安定化機構の解明を目指している。
研究室ニュース
- 2021年3月26日
- 須山さんがノバルティス科学振興財団の研究助成を獲得しました!
- 2021年3月1日
- 甲斐教授が FBS ツアーに登場!
- 2021年2月19日
- に生命機能研究科大学院入試説明会がオンラインで開かれます!詳しくは研究科ホームページにて!研究室訪問は、オンラインと対面のどちらも歓迎します!まずはお気軽にお問い合わせください!
- 2021年2月15日
- D2/D5 の松井くんの中間評価論文発表会が無事終了しました!
- 2020年11月11日
- 井木助教、修了生の高見さん、甲斐教授による論文が Cell Reports 誌に発表されました。
*Iki T, Takami M, *Kai T (2020) Modulation of Ago2 Loading by Cyclophilin 40 Endows a Unique Repertoire of Functional miRNAs during Sperm Maturation in Drosophila. Cell Reports 33(6):108380–108393 *Co-corresponding - 2020年4月27日
- 2021年度入学・編入の院生募集中!オンラインでの面談が可能です。希望の方は kai-staff@fbs.osaka-u.ac.jp までご連絡ください。http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/kai/recruit/
- 2020年4月3日
- 河口助教、修了生の植木さん、甲斐教授による論文が PLoS One 誌に発表されました。Kawaguchi S, Ueki M, Kai T. (2020) Drosophila MARF1 ensures proper oocyte maturation by regulating nanos expression. PLoS One 15(4):e0231114
- 2020年3月16日
- 28日午後に予定されていた研究室訪問について
残念ながら生命機能の入試説明会はオンライン配信となりましたが、甲斐研究室は28日の午後の学生訪問を歓迎します。参加希望の方は kai-staff@fbs.osaka-u.ac.jp までご連絡ください。チラシはここ。 - 2019年12月9日
- 早めの忘年会をしました。安定のたこ焼きです
学会参加
- 2019年12月3日
- 第42回日本分子生物学会年会
- 2019年9月24日
- RNAフロンティアミーティング2019
- 2019年5月14日
- 第52回発生生物学会 年会