iPad, iPhone, AppleWatchの画面ピクセルの観察-01
せっかく夏休みなのだから,自由研究してみました.
近くに顕微鏡もあることだし,日ごろ使っている,ipad, iphoneなどの画面ピクセルの顕微鏡像を調べてみました.
実際のサイズは,ここ,に詳しく掲載されています.
また,撮影した動画もアップしています.リンクは,こちら.
使用機種は,
実態顕微鏡:オリンパス(現エビデント),SZX12
ビデオカメラ:ソニー,HDR-XR520
なんで,こんな古いビデオカメラを使ったかというと,
実体顕微鏡とのアダプタが適合可能
な機種であり,同じメーカでも,FDR-AX700,などはアダプタ径が用意されていないので,使いました.
使用したアダプタは,
アダプタ:マイクロネット,NY-VSスーパーアダプター
です.だいぶ前に購入しましたが,まだまだ現役です.ただ,SZX12の倍率を変化させると,フォーカス位置がかなりずれるのが難点です.
また,古いビデオカメラをそのまま使ったせいで,
HD-SP
モードで撮影しちゃいました.これは,実際のハイビジョン,1920×1080,ではなく,1440×1080,で撮影するというもの.何も考えずに使っていたら,
ピクセルが正方でない!
と驚きましたが,撮影モードが異なっていただけ,Adobe Premiere, windows photoなどは自動で補正してくれるのですが,Premiereでスナップショットを撮影した画像はImageJにおいて補正がなされていないので,変な画像となっていました.Photoshop,で解像度を修正して,解析に臨みました.
解析は,
ImageJでプロットプロファイルを作成,テキストデータで保存
Labviewで,トレンド除去,自己相関,ピーク解析
で周期を求めました.ImageJで周期間隔を計ればいいだけなのですが,一応誤差も考えて....
ピクセルと実際の長さとの換算は,
iPadなどの上に,マイクロメーター(オリンパス)を置き,実態顕微鏡上でフォーカスを変更して撮影
して,キャリブレーションを行いました.1メモリあたり,10μmですが,今回は20間隔(=200μm)分を解析と同様な手法でピーク解析を行い,換算しました.
次ページはビデオカメラ画像の補正を紹介します.