Namba Protonic NanoMachine Project
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研究成果 (2)


べん毛先端部の電子顕微鏡像。


キャップは、HAP2蛋白質の5量体で、5本足のテーブルのようか形をしている。


キャップ複合体は、べん毛繊維の先端に着いていて、天板の下に一カ所だけ大きな開口がある。べん毛繊維の中を通って来たフラジェリンは、この開口部の所に来て重合する。キャップは足を動かし少しだけ回転することにより、隣に新しく大きな開口を形成する。個々に次のフラジェリンが重合する。このように、キャップはフラジェリンの重合、べん毛繊維の成長を助けるナノアッセンブリーマシンである。


べん毛素繊維の2状態モデル。
素繊維中でのフラジェリンの配列周期長に52.7Å(青で示している)と51.9Å(赤で示している)があり、その組み合わせにより各種のらせん構造ができる。

Namba Protonic NanoMachine Project, ERATO
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