蛍光ペンの蛍光特性-01

 

普段何気なく使っている蛍光ペン,どんな蛍光特性なのか,実際に蛍光分光器で調べてみました.

手法に関しては,こちらのサイト,をほとんどそのまま参考にさせていただきました,ありがとうございます.

特に,
 ろ紙を使う
 短波長カットフィルターを使う

など,試行錯誤の結果,上記サイトそのままとなりました.

 

・使用機器

蛍光分光器

 HITACHI 分光蛍光光度計 F-7100

です.購入して数年(10年近く?)経っていることもあり,PC経由で制御,データ収集しますが,オフラインのWindows10(しかも,IBMのThinkPad).

ろ紙

ADVANTEC製品です(ラボに常備してあったごくごく普通の)

フィルター

HOYAのL38(上記サイトでは37でした)で,蛍光スペクトルの際に光源側励起スペクトルの場合には検出側に設置しました.

確かにこれがないと,変なピークが出てしまいました.

 

装置図は,

のように設置しました.ろ紙は,

のように,斜めに差し込んだだけ,当初は反射光などが影響するかな?と思いましたが,問題ないようです.

 

蛍光ペン

蛍光ペンは二種類用意しました.

・MITSUBISHI PROPUS2

カタログを見ると,3,5色セットがあるのみで,私の手元にある10色セットはラインアップからは外れていました.

この点が,後々いろいろ考えさせられるものとなりました.

 

・ZEBRA OPTEX CARE

カタログを見ると,3,57,10色セットがあるましたが,私の手元にあるものは,7色セットでした.

 

ちなみに,いつ購入したかは...覚えていません,ですので,今回の結果がすでに劣化した状態である可能性はあります.

 

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