回路-03

抵抗ー交流回路

 

交流回路も抵抗だけの場合,それほどややこしくはありません,オームの法則,

\(\Large V = R \ I \) 

を使えば,

 

電圧は,

\(\Large V(t) = V_0 \ sin \ \omega \ t \) 

となるので,

\(\Large I(t) = \frac{V(t)}{R} = \frac{V_0}{R} \ sin \ \omega \ t \) 

となります.

電気回路をシミュレートするのに最適なフリーソフトがあります.

 

・LTspice

ここ,にDLサイトがあります.

ちょっと古めのインターフェースですが,いろいろな機能が備わっており,なかなか使い慣れてくると便利です.Mac版もありますが,どうもショートカットなどが違い,混乱します.

実際にR交流回路を作ってみてシミュレートしてみました.

条件は,
 f = 40 Hz
 R = 100 Ω
 V0 = 1 V
ということで,

\(\Large \frac{V_0}{R} = \frac{1}{100} = 0.01 \ A = 10 \ mA \) 

と計算どおりとなっていることがわかります.

 

次ページは,コンデンサについて考えていきます.

 

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