自分が思う「おもろい」を極めよう!

澤田 莉沙

2019年6月 博士学位取得(理学)
パターン形成研究室(近藤滋教授)出身

みなさんにとって、「おもろい」とは何でしょうか。私は大学時代を教育学部で過ごし、科学のおもしろさを子どもに伝えるには自分自身がどっぷりと科学に浸らないと分からないのではないかと考え、「おもろい研究」を掲げる本研究科に入学しました。そこには、自由で活発に議論できる雰囲気の研究室での研究生活に加え、分野や文化の垣根を超えた研究交流の場などもあり、さまざまな経験を得ることができました。多様な研究者との議論を通じて、これまで“あたりまえ”だと思っていたことに疑問をもつことから始まる知的好奇心のスパイラルこそ、科学のおもしろさであると気づくことができました。
現在は、国の研究機関のアウトリーチ担当者として、科学者や研究内容の魅力を広く伝える仕事をしています。大学院で培った科学の知識や幅広い経験を活用できていると感じます。みなさんも、心の底からワクワクするような「おもろい研究」にどっぷり浸かってみませんか?