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ION CHANNEL GROUP



 チャネルタンパクは、生体膜に存在するタンパクです。通常、4〜5個のサブユニット(あるいはドメイン)が樽状に並び、中心部分にイオンの通り道(チャネルポア)を作っています。イオンの通り道には、フタ(ゲート)が付いていて、ある特定の刺激(薬の結合、膜電位の変化、機械刺激など)を感じて、開いたり閉まったりします。フタが開いたときのみ、イオンはポア内を行き来出来るようになるのですが、ポアの内部には、フィルターという構造があって、ある特定の種類のイオンのみが通りやすい様に工夫されています。

 私達の研究の目的は、チャネルタンパク1個の挙動を色々な方法で観察し、ゲートの仕組みや、他のタンパクとの相互作用を解析しようというものです。

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