ある地点での濃度変化

先ほどの式で,x,に適当な値を入れて,時間変化を見ていきましょう.
すると,

このように,x=0.01, 5,の地点における濃度変化を示しました.
ここで,D=10, Δ=4,で計算しています.
さらに,短い時間範囲を拡大してみると,

x=0.01,つまり,初期条件で分子が存在した部分はある程度濃度が保たれた後,濃度の減少が見られます.
x=5,つまり,初期条件で分子が存在しない部分では時間遅れとともに濃度が上昇していく様子が見られます.

次に二次元の場合を考えていきましょう.

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