平衡反応における平均,分散-04
三状態のスキームは,以下のようになります.
ここでは簡単に,速度定数は各ステップで同じ値,総和を1,としています. 定常状態においては,
となり,
各辺に,p,qを掛けて,
その差分は,
となります. おもしろいことに,各状態は,分母の一項,二項,三項となりますね.
ここで,単純に,p=q,とすれば,
と各状態の存在確率は等しくなります.
次に平均値を求めていきましょう.