〜Research Projects〜

*Project 1:体軸の始まり     

 

   -前後軸からのアプローチ-

  丸い受精卵が、三つの体軸をもった個体として生まれてくるためには、まず全ての体軸 のもととなる非対称性を獲得する必要があります。そこで私達は、体軸のうち一番早く形成される前後軸に注目し、初期機構をさかのぼって解析することで、受精卵が体軸のもととなる非対称性をいつどのように獲得するかを明らかにしていこうとしています。

 

*Project 2:なぜ心臓は体の左側にあるの?

   -左右非対称性のけんきゅう-

 私達のからだは、外から見ると左右対称ですが、内部の臓器は左右非対称なかたちになっています。心臓、胃、血管など、多くの器官が左右非対称です。いったいどうやって非対称な形態ができるのでしょうか??                  

 

*Project 3:形態形成   

 

 背腹、前後、左右の3方向の軸が決定した後、内臓臓器や脳、手足などの器官が形成されます。この器官形成の分子機構について、私たちは以下のアプローチで解析しています。

     ・器官が左右非対称にできる分子機構

     ・幹細胞特異的に発現する遺伝子の器官形成における役割

     ・マウス胚発生初期の軸形成に必須のNodalシグナルは、器官形成期にはどんな役割を持っているのか。

     ・繊毛の形態や動きの分子機構    

 

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