(2)模様の謎2: 模様の種類はたくさんある


さて、次の謎は模様の種類に関して、です。
皆さん、動物園か水族館で、きれいな模様の動物をたくさん見たことがあると思います。
実に、様々な模様がありますね。
特に面白いのは、あるグループの生物は、近縁の種間でものすごく模様のバリエーションがあることです。

例えば、アマゾンに住むプレコというナマズの場合(熱帯魚野にたくさん売っています)こんな感じです。



どうでしょう。実にいろいろありますね。  (ここで、「いや、俺はそうは思わない!」と感じた人。あなたは良い感をしてます。後でその理由が解ります。)
これだけのレパートリーがあると、動物の模様のほとんどを網羅してしまっているかもしれません。


ちなみに、ヤドクガエルの模様も見てみましょう。(マニアックだなぁ)


結構似てるでしょう?

で、良く考えてみましょう。
例えばこれらのプレコやカエルは、非常に近縁です。
ということは、ほとんど同じ遺伝子を持っている、という事です。
さらに言えば、模様を作る仕組みがどんな物かは解りませんが、それはおそらく「共通」だろう、という事になります。

あれれれ?こんなに模様が違うのに、同じ仕組みでできてるって?
そんなことがあるんでしょうか?
だとすると、キリンの模様もヒョウの模様も、シマウマの縞も、全部おんなじ仕組みでできているのでしょうか?

う〜〜ん、謎だ!

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