サルコメアの構造

さて,もう少し詳しくサルコメアの構造を見ていきましょう.

これは,ウサギ骨格筋の場合の長さです.
非常にきれいに長さがそろっているのがわかります.
もちろん,サルコメア長は変化しますが...
種によっていろいろな長さのものがあります.
たとえば,カニの腕の筋肉などでは,サルコメア長が10ミクロン以上に及ぶものもあります.

断面はどうなっているのでしょう?

これも非常にきれいな構造ですね.
ミオシンフィラメントが正三角形を取り,その中央にアクチンフィラメントが存在します.
ミオシンフィラメントの一辺は約40nmです.
これも,種によって構造が違います.
これは,ウサギ骨格筋の構造です.