具体的な作業としては,5ポイントのデータがある場合,
 1,2,3,4,5
間隔1:1と2,2と3,3と4,4と5
  間隔2:1と3,2と4,3と5
  間隔3:1と4,2と5
  間隔4:1と5
の差分の二乗を計算すればいいことになります.
計算は,
| データ | ||||||
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
| デ ー タ | 1 | 1 | 2 | 3 | 4 | |
| 2 | 1 | 2 | 3 | |||
| 3 | 1 | 2 | ||||
| 4 | 1 | |||||
| 5 | ||||||
この表のように(黒字がデータ番号,赤字は計算する場所で,数字は間隔),全ての組み合わせは必要なく,赤字の部分のみの計算となります.
この間隔ごとの平均を出せばいいのです.
ここで,
  間隔が長くなると得られるデータ数が少なくなる
  と言うことに注意してください.つまり,
  間隔1:4データ
  間隔2:3データ
  間隔3:2データ
  間隔4:1データ
となっていますね.
次に,MSDプロット,を使う場合での注意点を示します.