先ほど紹介した,試料を通過した光は位相が遅れて到達します.
光の性質として,このベクトルは二つの光線に分割することができるのです.
それが以下のアニメーションに表すことができます.
つまり,
赤いベクトル : 元の生体試料通過後の光のベクトル
を,二つの光線,
青いベクトル : 周囲を通過した光線と同じ位相
緑のベクトル : 位相がずれた光線
に分けることができるのです.
これは単に幾何学上のお遊び,ともいえます....
しかし,この光線の分割はちゃんと光学的にも意味があることなのです.
と書きましたが,ふと,
この説明は振動面での合成,分割の話じゃないか?
位相についても言えるのか?
と気になりましたので,考えてみました.ここをご覧ください (2012/06/14追記)