実際にフーリエ変換を行ってみよう

まずは,何も考えずに,フーリエ変換を行ってみましょう.
今回は,LabView,で作成してみました.
普通のプログラムよりもグラフィカルなので,直感的にわかりやすいプログラムです.
アカデミックが充実しているので,大学などでは結構お得かも.
ただ,コマンドが結構あったり,配線の定義などで,結構難儀しています.

では,実際のプログラムの様子をご覧ください.

上のグレー部が,フロントパネル,実際に作業する際のパネルです.
下の白い部分が,ブロックダイアグラムです,ここで実際のプログラムを作成します.

今回使った関数は,
 正弦パターン:サイン波の作成に使います.
 振幅と位相スペクトル:フーリエ変換に使います.
 波形グラフ:実波形や,フーリエ変換後の波形を表示します.

これだけです.
左の実波形ではサイン波が,右のフーリエ変換では10のところにピークが立っていますね.
実波形では,一つの波だったので,フーリエ変換では一つのピーク,となるのです.

このサイン波作成のところに実験で得られたデータを置き換えることで,とりあえずは簡単にフーリエ変換が可能です.
また,パワースペクトルを求めたければ,振幅と位相スペクトル,を,オートパワースペクトル,という関数に置き換えるだけです.

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