平衡反応における平均,分散-01
さて,二状態をとり得るケースを考えましょう.
ここで,A0,A1という二状態をとり,それぞれの速度定数は,p,qである場合(次元は,1/s)を考えましょう. 単純に,総和を1としておきます.
平衡状態においては,
と計算することができます. すなわち,平衡状態においては,それぞれの状態での存在確率を計算することができます.
では,その際の平均,分散はいくらになるかを考えていきましょう.