恵まれた環境を活かして

山下 英里華

2020年3月 博士(理学)
免疫細胞生物学研究室(石井優教授)出身

オリジナルの研究プロジェクトに腰を据えて進められる環境を求めて、生命機能研究科への進学を決めたのは8 年前。あの時の選択は間違っていなかったと今でも思います。研究プロジェクトを立ち上げて展開していくのは簡単ではありませんが、学生が一から挑戦できる環境も実は少ないのです。私自身、生命機能研究科の「おもろい研究」を追求できる自由な雰囲気と挑戦できる環境に助けられて、新しい研究テーマを立ち上げ、突き詰めることができました。また、この雰囲気と環境におもろい研究をする人が集まるという最高の好循環が生まれていたように思います。実際、世間話からキャリアや研究の話まで教授を含めた教員と気兼ねなく語り明かす機会が研究者としても成長させてくれました。研究室の垣根を超えて若手で集まり、有志で研究発表会を開いていたのも懐かしい思い出です。皆さんも、生命機能研究科の恵まれた環境を存分に活かし、研究生活を充実したものにしてください。