「おもろい研究」で磨かれる、社会で活きる力

沼野 正太郎

2025年3月 博士(理学)
脳情報通信融合科学(春野雅彦招へい教授)出身

理学部出身の私が生命機能研究科に入学して一番印象的だったことは、分野の壁にとらわれず「おもろい」かどうかで研究を評価する気風でした。そうした雰囲気の中で、先生方は学生の挑戦を真摯にサポートしてくれましたし、カリキュラムは研究に集中できるよう設計されていました。そして研究室を超えた交流が生まれるよう、先生方をはじめスタッフ・学生皆が常に協力していたと感じます。
大学院、とりわけ博士課程は研究者養成の場と見られがちですが、私はより包括的に「社会を耕す人材」を育てる場だと感じています。例えば、研究活動を通じて培われる計画立案能力、仮説を立て検証するサイクルを回す能力、他者に論理的に説明する力といった能力は、研究者に限らず、あらゆる職業で求められる普遍的なものでしょう。「おもろい」を軸に分野を越境することが容易な環境だからこそ、こうした能力はより一層磨かれるように感じます。ぜひこの環境に飛び込んで、ご自身の成長に活かしてください。