生命機能研究科では、研究だけではなく様々な経験を通し新たな世界を覗くことができます。

私は敏感肌に悩んでおり同じような心境の人を助けたいと思い、肌での炎症のメカニズムを解明しようと考えました。また、従来の方法では困難であった動物を生きたままの状態で可視化する生体イメージングの魅力に惹かれ、そのイメージング技術を用いて免疫に関する新しい知見を自身の手で発見したいと考え、石井優研究室への進学を決めました。生命機能研究科の強みである「融合研究」を活かし、同大学情報科学研究科の研究室や製薬企業との共同研究を進めることができました。研究室の教授をはじめ先輩方や研究科の同期に支えられ研究を成し遂げました。

また生命機能研究科の強みのひとつに「留学生との交流」が挙げられます。数ヶ月に一度国際交流のイベントが開催され、各国の文化を知ることことができランゲージエクスチェンジによってお互いの語学の習得に繋がりました。

現在は、神奈川県横浜市の株式会社ファンケルで皮膚科学の研究を行っています。研究科で学んだことや人脈を活かし邁進しております。研究科の先生方から、心から「おもろい」と思える研究をおこなうことが大切だと気付かされました。みなさんも入学後、ワクワクするようなおもろい研究を行ってください。