おもろい研究の、その先へ!

宮阪 優美

2020年3月 博士(理学)
細胞分子神経生物学研究室(山本亘彦教授:2021年度転出)出身

これから大学院を目指す皆さんにとって、将来大学院での学びが人生にどのような影響を与えるかは気になるところかもしれません。私がFBSで学んだことは「おもろい」を発見する楽しさでした。想定外の発想から始まる研究を大歓迎するFBSにおいて、新しい研究の潮流を生み出す経験ができたことは、卒業後の仕事や生活に活かされていると感じます。
現在、私は製薬会社で神経変性疾患の創薬に携わっています。原因が明確に分からない疾患の治療仮説を立て、それを実証する研究はハードルの高いものですが、突破口を見つけて諦めずに挑戦しようと思えるのは、「おもろい研究」を見つけることが技術革新を生むことをFBSで学んだからだと思います。
FBSは学生間の交流が活発であることも魅力の一つです。研究で悩んだ時、ラボを超えた仲間と共有しあえることが皆さんの「おもろい研究」を支えてくれると思います。
是非、皆さんの「おもろい」を見つけて研究に没頭してみてください。
きっとその先に、皆さんの「おもろい将来」が広がっていると思います。