「既存の流行に乗っかるのではなく新しい流行を創る」研究室訪問で最初に聞いた言葉にも後押しされて大学院に進みました。大学院ではミトコンドリアの品質管理機構の一つであるマイトファジーをテーマに研究を行いましたが、実は入学するまでは全く知らず、別の研究分野に興味を持っていたので、出会いとは不思議です。入学後は自由な雰囲気の下、研究に没頭しました。また、国際学会等にも参加することで、論文だけでしか知らない研究者とも交流する経験を得ました。もちろん研究は楽しいことばかりではなく、山あり谷ありでしたが、今ではドイツ、マックスプランクにある研究室：大学院生の頃から憧れていた一線の研究者の下、研究を続けています。生命機能研究科には世界に誇るユニークな先生方がたくさんおられます。この人と一緒に研究したら面白そう、そんな思いも研究室を決める時の大事な要素です。どうか出会いを大切に有意義な研究生活を過ごしてみてください。