第一回ジンクピリチオン祭りは、大盛況の中で幕を閉じました。
当日参加の皆さま、twitterによる参加の皆さま、ノミネートの先生方、審査委員の先生、大変有難うございました。(参加者:約300名)
審査結果
Twitter部門
優勝 「君子生物学」handainakanoさん
審査委員賞「in cephalo biology」tetsu_h1987さん
リアルプロジェクト部門
大賞 「植物環境突破力」(新学術)
ノミネート 「マトリョーシカ型進化原理」(新学術)
「ライブホロニクス」(ERATO)
「プロトニックナノマシン」(ERATO)



”分子生物学会”をジンクピリチオン化
→
”トランスジェネレーションの時空間限局的なクロストークに基づく体系的なエタノール消費システム”
”分子生物学会”をジンクピリチオン化 →
”トランスジェネレーションの時空間限局的なクロストークに基づく体系的なエタノール消費システム”
エグゼクティブ・バイオロジー:エグゼクティブクラスのシートのように,昨今整いつつある多様な情報・技術を,楽しすぎてついつい寝るのも忘れるほどの作業量で包括的に活用することで,さらにハイエンドでエクストリームでシュープリームな生命現象の発見をめざす.
分子生物学会→マルチジェネレーションのインタラクトームに基づくモルキュラーベースドバイオロジーを介した研究者間ネットワークの合成論的アプローチ
分子生物学会→広域システム科学を用いたバイオサイエンスの社会創発ダイナミクスの解析
11月19日
ジンクピリチオン祭りでは、最高にジンクピリチオンな研究用語を集め、会場の皆さんと一緒に厳正な審査を行い、最優秀作品には「第一回ジンクピリチオン大賞」を贈ります。残念ながら、会場には分子生物学会の参加者しか入れませんが、用語のエントリーは、twitterを使って公募しますので、どなたでも参加できます。(ただし、作品の著作権は放棄してください <m(__)m> )
それでは、お題その1
「分子生物学の次に主流になる、次世代の生命科学分野の名前を考えよう!!」
分子生物学会は既に34回目を迎えています。初期のころは、「遺伝子を使っての研究」は珍しかったのですが、今や遺伝子を使わない研究はほとんど無くなってしまいました。だから、今では「分子生物学」では分野としての意味をなしていないのです。システム、定量、動態、合成、ゲノム、、、、などの言葉が次世代生命科学のキーワードとして出てきたのですが、今一つジンクピリチオン濃度が低くて、パッとしません。そこで、皆さんにかっこいい、インパクト絶大の次世代生命科学の分野名を付けてほしいのです。当日は、分子生物学会理事長(分子生物学会で一番偉い人)に加えて、JST、文科省からも審査委員が来てくれるように現在交渉中です。財務省から、思いっきり予算を引っ張れそうなかっこいい分野名ができれば、それが本当に国内最大の学会の名前になってしまうことも、あるかもしれません。
例 「究極最分化生物学(
研究プロジェクトのタイトルにおける「ジンクピリチオン効果」について
日時
: 12月14日(水) 19:50〜20:50
会場: 第5会場(パシフィコ横浜会議センター5階 503)
オーガナイザー: 近藤滋(大阪大学生命機能研究科)
「ジンクピリチオン効果」とは、作家の清水義範氏によって見い出された「言葉の衝撃力が脳に与える影響」を表現する語である。花王メリットシャンプーのCMのキャッチフレーズを覚えているだろうか?そう、「ジンクピリチオン配合!」である。このキャッチフレーズがいかに効果的であったかは、性能の違いが解りにくく競争も激烈なシャンプー業界で、この商品が30年以上トップを競った事からも明らかである。しかし、どうして効果があるのだろう?ジンクピリチオンが何なのか、一般消費者にわかるはずが無いのに。
清水氏の論文には以下のように解説されている。
「ジンクピリチオンが何であるのか、つまり、動物なのか、鉱物なのか、植物なのか。甘いのか酸っぱいのか、硬いのか柔らかいのか、押し出しが強いのか人当たりが良いのか。そういうことを知ったとしてもあなたに何の利益があるだろう。そのようなことを知っていることを、無駄な知識と言うのである。ジンクピリチオン配合。虚心に、この言葉だけに耳を傾けなければならない。そしてそうすれば、あなたは必ずこう思うはずなのである。なんだか、すごそうだ。その心の声こそが、この言葉を聞いた時の正しい反応なのである」
つまり、言葉は、その音感と新奇性に由来する「衝撃力」を持つ場合があり、清水義範氏は、それを「ジンクピリチオン効果」と命名したのである。現在でもいろいろなCMで、この効果は盛んにつかわれている。「タ@リン1000mg配合」「デュ@ムセモリナ100%」などなど。それが何であるのかは解らなくても、いや、逆に解らないほど視聴者は、その商品を「凄そう」と思ってしまう。誠に高度なレトリックである。
さて、我々研究者も、論文や申請書を書くとき、レビューアーに「すごいっと」感じさせたいのは同じである。正確さはもちろんだが、表現力も重要だ。もっと魅力的に書けたらなぁ、とはいつも思うが、我々理系の人間に「名文」など書けるはずが無い。では、レトリックによる論文・申請書のレベルアップは諦めざるを得ないのか?いやいや、そこで「ジンクピリチオン効果」です。爆発性用語の破壊力で、お手軽に論文や申請書を「凄そう」にできるのです。
当日は、現在進行中の研究プロジェクト名のタイトルの中から、ジンクピリチオン濃度の高いものをリストアップし、会場の皆さんと一緒に「ジンクピリチオン大賞」を選び表彰する予定です。学会で疲れた頭を休めに、奮ってご参加いただければ幸いです。
19:50-20:05 趣旨説明
20:05-20:25 ジンクピリチオン大賞ノミネート作品の紹介
20:25-20:50 大賞の選考と表彰式
総合司会: 近藤滋(大阪大学)
進行: 守屋央朗(岡山大学)
審査委員長: 小原雄治(分子生物学会理事長)