• 細胞工学連載コラム「生命科学の明日はどっちだ?」目次

    明日はどっちだ?ライブ
    「ジンクピリチオン祭り in 分子生物学会」


    12月14日

    第一回ジンクピリチオン祭りは、大盛況の中で幕を閉じました。

  • 当日参加の皆さま、twitterによる参加の皆さま、ノミネートの先生方、審査委員の先生、大変有難うございました。(参加者:約300名)
     
    審査結果

  • Twitter部門
    優勝            君子生物学handainakano

    審査委員賞in cephalo biologytetsu_h1987さん
     

    リアルプロジェクト部門

    大賞           「植物環境突破力」(新学術

    ノミネート  「マトリョーシカ型進化原理」(新学術

                       「ライブホロニクス」(ERATO

              「プロトニックナノマシン」(ERATO



    以下データ等です。お楽しみください
    祭り当日のtwitter実況
    観客入場時に使ったメリットシャンプーのCM(石田ゆりこversion)
    祭りの始まりを告げる堂々のオープニングmovie
    スライド
    本物の実況の動画(現在編集中です。もうしばらくお待ちください。)





    11月25日 お題その2の発表と、お題その1のノミネート作品

    お題その2は、
    Who is the King of ZincPyrithione ??
    現実の研究プロジェクトのタイトル(文科省系、学振系、JST系)およびその解説、研究組織、研究領域のタイトル、解説の中から、ジンクピリチオン濃度がめちゃ高いものをピックアップしてください。優秀なものに関しては、近藤(祭りオーガナイザー)が関係者に直接コンタクトし、当日、会場に招待いたします。

    例1
    実は近藤(祭りオーガナイザー)の所属する阪大生命機能研究科の講座の正式名は「時空生物学講座」と言います。
    http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/general/lab/index.php

    クールな名前のプロジェクトを、どしどしアップしてください。よろしく(^v^)



    お題その1に対する作品の投稿有難うございました。
    以下、まとめです。


    ”分子生物学会”をジンクピリチオン化 ”トランスジェネレーションの時空間限局的なクロストークに基づく体系的なエタノール消費システム”

    エグゼクティブ・バイオロジー:エグゼクティブクラスのシートのように,昨今整いつつある多様な情報・技術を,楽しすぎてついつい寝るのも忘れるほどの作業量で包括的に活用することで,さらにハイエンドでエクストリームでシュープリームな生命現象の発見をめざす.

    分子生物学会マルチジェネレーションのインタラクトームに基づくモルキュラーベースドバイオロジーを介した研究者間ネットワークの合成論的アプローチ

    分子生物学会広域システム科学を用いたバイオサイエンスの社会創発ダイナミクスの解析

    「やおよろず分子生物学」一神教的要素還元の時代は終わった。

    「メゾスコピック生物学」

    分子生物学会ポスター会場:インターディシプリナリーアプローチに基づく、高度にマルチプレックス化されたパラノイアック壁新聞フェスティバル

    In cephalo biology In silicoは実際の生物を用いる代わりにコンピュータを用いるが、In cephaloではコンピュータすら用いない。頭の中で考えたら既に終わっている、まさに夢のような生物学。

    いきつくところは「君子生物学」 研究費も業績も気にせず、淡々と。 問題は職が得られるかどうか。

    ジェネレーションワイドな情報交換による研究視野の構築と拡大

    「分子生物学会」:多角的リサーチベクトルの時期特異的クロスオーバーリージョン

    iBio

    ハードプロブレムバイオロジー、 とにかく難しいことに挑戦する生物学

     ヒューマンバイオロジー ハイスピードDNAシーケンス、iPS、ホモロガスレコンビネーションなど(ジンク狙ってあからさまに横文字多用)最近ヒト細胞でやれることが増えてきているので

    「最先端挑戦的次世代若手女性支援分野融合横断国際的大規模網羅的研究」 ジンクピリチオンというよりは、中国みたいある。

    「JOJOの究極生物学」はいかが?「ひとつ 無敵なり!ふたつ 決して老いたりせず!みっつ 決して死ぬことはない!よっつあらゆる生物の能力を兼ね備えしかも その能力を上回る!」分生の目指すものが端的に。


    サイバージェネシス・アルティメットバイオロジー、略してCJUB。意味?ありません。カッコいいかな〜と思って。

    非アナログ型レトロバイオロジー。技術は最新のままで、金や流行、インパクトに踊らされずにやりたいことを研究する半懐古的生物学。社会貢献なんて後からついてくるもんです。

    モバイルバイオロジー(「モバイオロジー」の方がバカっぽくて個人的にはスキだけど)。クラウド化された仮想実験動物と携帯端末を使ってどこでも実験。「ラボをあなたの手のひらに」

    娯楽生物学

     "次世代ジンクピリチオミクス"

    BLG48

    「形而上生物学教室」

    「知的インフラストラクチャーの拡充と知の社会還元に向けたロードマップ構築の試みを媒介しクラスター化するセントラル・ハブとしての分子生物学」

    Ouroborlogy

    ライフ・デコンパイリング: この地球を統合開発環境とし、アジャイルに開発された生命。自然によって施されたそのオブファスケーションを解き、人智のもとにリバースエンジニアリングする

    「分子からヒトへ−メカニズムを知り、コントロールする−」  「人類補完計画 ーセントラルドグマ攻略作戦ー」

  • ”分子生物学会”をジンクピリチオン化 ”トランスジェネレーションの時空間限局的なクロストークに基づく体系的なエタノール消費システム”
    エグゼクティブ・バイオロジー:エグゼクティブクラスのシートのように,昨今整いつつある多様な情報・技術を,楽しすぎてついつい寝るのも忘れるほどの作業量で包括的に活用することで,さらにハイエンドでエクストリームでシュープリームな生命現象の発見をめざす.
    分子生物学会マルチジェネレーションのインタラクトームに基づくモルキュラーベースドバイオロジーを介した研究者間ネットワークの合成論的アプローチ
    分子生物学会広域システム科学を用いたバイオサイエンスの社会創発ダイナミクスの解析



    11月19日
    ジンクピリチオン祭りでは、最高にジンクピリチオンな研究用語を集め、会場の皆さんと一緒に厳正な審査を行い、最優秀作品には「第一回ジンクピリチオン大賞」を贈ります。残念ながら、会場には分子生物学会の参加者しか入れませんが、用語のエントリーは、twitterを使って公募しますので、どなたでも参加できます。(ただし、作品の著作権は放棄してください <m(__)m> )

    それでは、お題その1
    「分子生物学の次に主流になる、次世代の生命科学分野の名前を考えよう!!」

    分子生物学会は既に34回目を迎えています。初期のころは、「遺伝子を使っての研究」は珍しかったのですが、今や遺伝子を使わない研究はほとんど無くなってしまいました。だから、今では「分子生物学」では分野としての意味をなしていないのです。システム、定量、動態、合成、ゲノム、、、、などの言葉が次世代生命科学のキーワードとして出てきたのですが、今一つジンクピリチオン濃度が低くて、パッとしません。そこで、皆さんにかっこいい、インパクト絶大の次世代生命科学の分野名を付けてほしいのです。当日は、分子生物学会理事長(分子生物学会で一番偉い人)に加えて、JST、文科省からも審査委員が来てくれるように現在交渉中です。財務省から、思いっきり予算を引っ張れそうなかっこいい分野名ができれば、それが本当に国内最大の学会の名前になってしまうことも、あるかもしれません。

    例 
    究極最分化生物学(アルティメットハイレゾルーションバイオロジー)」

  • 分子生物学会では、いかに分子のレベルで生物学を記述するかに重点が置かれる。このため、生命の営みを分子レベルでとにかく細かく分けていくかが重要である。
    "細"分ではなく、"最"分にすることで、ジンクピリチオン効果を期待します。

    twitterのアドレスは
    http://twitter.com/#!/zincpyrithionef
    です。
    新研究分野のタイトルと、それの解説を1ツイートくらいの
    長さで書き込んでください。
    また、書きこまれた作品に対するコメント、フォローなども書いてくれてOKです。
    また、質問などもあれば、書きこんでください。
    それではよろしく(^^)v

    近藤 滋



    11月11日

    以下、分子生物学会HPに掲載した、ジンクピリチオン祭りの広告です.
    (学会HPでご確認ください)


    研究プロジェクトのタイトルにおける「ジンクピリチオン効果」について

    日時 : 1214日(水) 19502050

    会場: 第5会場(パシフィコ横浜会議センター5階 503)

    オーガナイザー: 近藤滋(大阪大学生命機能研究科)

      「ジンクピリチオン効果」とは、作家の清水義範氏によって見い出された「言葉の衝撃力が脳に与える影響」を表現する語である。花王メリットシャンプーのCMのキャッチフレーズを覚えているだろうか?そう、「ジンクピリチオン配合!」である。このキャッチフレーズがいかに効果的であったかは、性能の違いが解りにくく競争も激烈なシャンプー業界で、この商品が30年以上トップを競った事からも明らかである。しかし、どうして効果があるのだろう?ジンクピリチオンが何なのか、一般消費者にわかるはずが無いのに

      清水氏の論文には以下のように解説されている。

     「ジンクピリチオンが何であるのか、つまり、動物なのか、鉱物なのか、植物なのか。甘いのか酸っぱいのか、硬いのか柔らかいのか、押し出しが強いのか人当たりが良いのか。そういうことを知ったとしてもあなたに何の利益があるだろう。そのようなことを知っていることを、無駄な知識と言うのである。ジンクピリチオン配合。虚心に、この言葉だけに耳を傾けなければならない。そしてそうすれば、あなたは必ずこう思うはずなのである。なんだか、すごそうだ。その心の声こそが、この言葉を聞いた時の正しい反応なのである」

      つまり、言葉は、その音感と新奇性に由来する「衝撃力」を持つ場合があり、清水義範氏は、それを「ジンクピリチオン効果」と命名したのである。現在でもいろいろなCMで、この効果は盛んにつかわれている。「タ@リン1000mg配合」「デュ@ムセモリナ100%」などなど。それが何であるのかは解らなくても、いや、逆に解らないほど視聴者は、その商品を「凄そう」と思ってしまう。誠に高度なレトリックである。

      さて、我々研究者も、論文や申請書を書くとき、レビューアーに「すごいっと」感じさせたいのは同じである。正確さはもちろんだが、表現力も重要だ。もっと魅力的に書けたらなぁ、とはいつも思うが、我々理系の人間に「名文」など書けるはずが無い。では、レトリックによる論文・申請書のレベルアップは諦めざるを得ないのか?いやいや、そこで「ジンクピリチオン効果」です。爆発性用語の破壊力で、お手軽に論文や申請書を「凄そう」にできるのです。 

     当日は、現在進行中の研究プロジェクト名のタイトルの中から、ジンクピリチオン濃度の高いものをリストアップし、会場の皆さんと一緒に「ジンクピリチオン大賞」を選び表彰する予定です。学会で疲れた頭を休めに、奮ってご参加いただければ幸いです。

    19:50-20:05  趣旨説明  
    20:05-20:25  ジンクピリチオン大賞ノミネート作品の紹介 
    20:25-20:50  大賞の選考と表彰式  

    総合司会:  近藤滋(大阪大学)
    進行:    守屋央朗(岡山大学)
    審査委員長: 小原雄治(分子生物学会理事長)