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   小ネタ:波紋使いの百面相マウスから学ぶ超画期的ハゲ治療法

下の写真を見ていただきたい。以前のコラムでも紹介した毎日顔が変わる突然変異マウスである。
初めて見る人には信じられないと思うが、1〜8の写真は1個体のマウスを1週間おきに写したものだ。

(ある遺伝子に変異のあるマウス1個体の顔を、1週間ごとに撮ったもの。三重大学、鈴木昇先生の御好意による)


このマウスは、全身の毛が1ヶ月周期で抜けたり生えたりする。抜けたり生えたりのタイミング(位相)は、近傍の毛根の間では同調するのだが、体の全体では広すぎて同調できない。そのため成長するにつれて、毛の生えている領域が、波のように全身を移動するようになり、最終的には、その波が等間隔のストライプ状になる。顔では、2方向から来る波が次々に衝突するため、日々模様が変化する。まさに、波紋を身にまとった百面相のマウスなのである。(詳しい解説はこちらをどうぞ)

で、このマウスの模様と、下に並べた犬やアライグマの顔(5→a, 6→b, 7→c)を比べてみる。なんだかとっても似ているではないか。と言う事は、この波紋は、他の動物にも存在する可能性が高いのだ。

さらに、人間の顔と比べてみても、、、
うん、これもそっくりだ。
例えば、8のマウスの毛の生え方は、人間の頭と眉毛にぴったり同じ。1にはちょび髭があるし、3はてっぺんハゲだ。この波紋は、人間の頭部の毛の生え方とも関係あるのかもしれない。
いや、マウスごときが波紋を使えるのなら、人間にだって、その素質が有って当然である。

波紋マウスの顔では、毛の生える部分と生えない部分の境界がはっきりしており、それは人間の頭部でも同じである。違うのは、人ではその境界が、通常は移動しないことである。だが、絶対に動かないというわけでもない。加齢に伴って禿げが進行するときには、額部分の境界線が上に移動するではないか。

禿げを考えるときに、局所に目を向けると、単に毛がなくなっている様に見えるが、頭部全体として見れば、額や頭頂部では毛はなくなっても、逆にヒゲは濃くなったりする。若い時とは、毛の生える領域が変化するのである。だから、ハゲは「頭部から毛が失くなる症状」と捉えるのは間違いで、「境界線が移動する症状」と理解するのが正しい。

だとすれば、禿げた部分にいくら養毛剤をこすりつけようと、ブラシで叩こうと、治るわけがない。そこは、既に境界線のむこうなのだから。元に戻すには、どうするか?そう、境界線を元の位置に移動させればよいのだ。それができれば、超画期的な根本的ハゲ治療法が出来上がる。

でも、どうやって?

写真の波紋マウスを作る遺伝子は解っているので、人でも境界線を動かすのは不可能ではなかろう。しかし、この遺伝子変異の場合、波は止まらずに動き続けてしまうので、それでは困る。ハゲ治療法を完成させるには、波を止める別の因子が必要になるが、それが発見されハゲの根本治療法ができるのは、いつになるかわからない。

だから、それを待てない人は、残念ながら自力でなんとかするしかありません。
頑張って波紋の修行して、頭部の皮膚に、山吹色のオーバードライブを発生させましょう。
はい、並んで、並んで。
では、まず、基本の波紋の呼吸法から。
クゥォーーーーー
フゥォーーーーー

ちゃんちゃん
(マウスの話は事実ですが、ハゲとの関係は筆者の妄想ですので、そこんとこよろしく。)


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