波形チャート
波形チャートは連続的なデータの表示に適しています.
ちょうど,オシロスコープのように.
実際に連続波形を表示してみましょう.
連続波形は正弦波,見やすいように待機アイコンを設置し,WhileLoopで動かしています.
これは簡単ですね.
横軸の値
上図では横軸は100データ表示しています.
自動スケールX,にチェックを入れて見ると,
となり,最大1024ポイント表示できます.この値を変更するには,
フロントパネル → 波形チャートのプロパティ → チャート履歴の長さ
の値を変更してみてください.2048にすると,
横軸が2048ポイントになることがわかります.この値は使用しているPCのメモリに依存します(参考).
初期値
問題は,実行→停止→実行,と繰り返すと横軸が初期化されずに前回の値からスタートしてしまいます.
実行ごとに0からスタートさせるにはどうしたらよいでしょう?
そのためには,
プロパティノード
が必要となります.
ブロックダイヤグラム → 作成 → プロパティノード → 履歴データ
を実行します.
すると,このようなアイコンが現れますので,設置します.
このアイコンは右に端子があるので,
現在の状況を出力
状態になっています.これを,
右クリック → すべて書き込みに変更
にしてください.そして,左端子上で,
右クリック → 定数
で図のような0の配列を作ります.
実行すると,毎回0からスタートする波形チャートが完成します.