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グローバルCOE共催支援「第13回細胞生物学ワークショップ」(H21/8/17-22 開催)

参加希望者は下記応募要項により参加申し込みを行なって下さい。

生命機能研究科からの参加者には、"大学から現地までの往復交通費と参加費"相当額を"旅費"として支給しますので、応募内容の項目3「経費の免除•••」については"希望しない"としてください。

また、生命機能研究科からの参加者には、教科書として使用される「生細胞蛍光イメージング」(共立出版、定価6300円)はCOE企画室から配布します。講習会で使用後は各研究室で活用ください。

                       記

  
   
 
   第13回 細胞生物学ワークショップ  応募要項
「大学院トレーニングコース1 ー初級から中級ー」
     
 
 
     
 

主催:大阪大学大学院 生命機能研究科グローバルCOEプログラム
    北海道大学 光イメージング研究連携推進プロジェクト
    独立行政法人情報通信研究機構 神戸研究所 未来ICT研究センター

2009年8月17日(月)-22日(土)
開催場所:独立行政法人情報通信研究機構 神戸研究所

13th_workshop_poster_mini.jpg

09workshop-A4s.pdf←ポスターの拡大図はここをクリック

受付日2009年6月15日ー7月3日(必着)
申し込み方法:下記の「応募内容」を、下記の「申し込み先」にe-mailでお送り下さい。Subject 欄に「阪大COE 細胞生物学ワークショップ参加申し込み」と明記下さい。FAXでも受付けます。

応募対象と募集人数
全国の大学院博士後期課程の大学院生 約16名
ポスドク・教官など  約4名
これ以上の応募があった場合には、応募締め切り後に選抜を行います。採択・不採択の結果は、7月6日にe-mailにて連絡します。

参加費:
  大学院生5万円(宿泊・食事)、その他8万円(宿泊・食事、受講料3万円)

・ 参加費は期間中の宿泊および食事を含みます。
  (8月16日~22日の6泊、および17日の朝食から22日の昼食まで)
・ 交通費:居住地と開催地の間の交通費は受講者の負担です。
・ 大学院生は可能な限り指導教官の公費負担をお願いします。
・ 教科書として共立出版「生細胞蛍光イメージング」(定価6300円)を使います。その費用は、参加費には含まれません。すでに本を持っている場合は、新たに購入する必要はありません。購入を希望する場合は、共立出版社に「細胞生物学ワークショップの参加者」であることを連絡すれば、ワークショップ特別価格(2割引)で購入することができます。ワークショップ特別価格での購入の詳細は、参加者が決定した段階で、各自に連絡します。

 

応募内容:
1)個人情報:名前(ふりがな)
所属(○○大学大学院○○学研究科、○○学研究室など)
学年(博士後期課程○年など)
性別(ホテルの部屋割等のために必要)
連絡先(所属の住所、電話番号、FAX番号、E-mail address:E-mail addressは必ずお書き下さい)
2)指導教官(名前、職名、電話番号、E-mail address:電話番号は必ずお書き下さい)
3)経費の免除を希望するか(指導教官から公費補助が得られない場合に限る)。
希望する・希望しない(いずれかを選択)
(希望する場合、指導教官からの推薦書を添付)
  免除が認められなかった場合、
有償で参加を希望する・参加しない(いずれかを選択)
4)蛍光顕微鏡の使用経験(顕微鏡機種、経験年数、目的、頻度など)
5)現在の研究対象(例:培養細胞、ショウジョウバエ、酵母など)と、研究内容を簡単に。
6)なぜ、このワークショップ受講を希望したか(400字程度)
7)このワークショップで修得したい技術
8)大学院終了後の進路希望(差し支えのない範囲で)

申し込み先:
樋口美香
〒651-2492 神戸市西区岩岡町岩岡588ー2
(独)情報通信研究機構 神戸研究所
未来ICT研究センター バイオICTグループ
Fax: 078-969-2249 (Tel: 078-969-2240)
E-mail: cbws@po.nict.go.jp
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細胞生物学ワークショップ 受講内容
  「大学院トレーニングコース1 ー基礎から中級ー」

開催日程:2009年8月17日(月)-22日(土)
開催場所:独立行政法人 情報通信研究機構 神戸研究所
(〒651-2492 兵庫県神戸市西区岩岡町岩岡588-2)

目的:バイオイメージング技術習得のためのワークショップ。生きた細胞内の生体分子のダイナミクスを解析するのに必要な、蛍光顕微鏡の基礎と方法論について講義と実習を行う。最先端の蛍光顕微鏡装置を実際に使用した実習を行い、細胞の扱い方、装置の使い方、画像データの取得・処理法を修得することを目的としている。

主な内容:蛍光顕微鏡の基礎、蛍光色素、細胞への蛍光色素の導入方法、生きた細胞の観察方法、wide-field蛍光顕微鏡を用いたtime-lapse観察、共焦点顕微鏡を用いたtime-lapse観察、FRAPとFLIP法、photoactivationによる細胞内分子移動度の測定、高速イメージング。

これまでのワークショップの講義、実習のプログラムは以下のweb siteに掲載しています。
http://www-karc.nict.go.jp/w131103/CellMagic/meeting_n.html

 

受講対象:大学院後期課程の学生、若手研究員など20名程度

講師:
原口徳子(大阪大学大学院理学研究科・(独)情報通信研究機構神戸研究所)
平岡泰 (大阪大学大学院生命機能研究科・(独)情報通信研究機構神戸研究所)
木村宏 (大阪大学大学院生命機能研究科)
金城政孝(北海道大学大学院先端生命科学研究院)
永井健治(北海道大学電子科学研究所)
和田郁夫(福島医科大学生体情報伝達研究所)

応募要項:以下のweb siteにも同様の案内が掲載されています。
大阪大学大学院生命機能研究科HP: http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/
北海道大学大学院生命科学院HP:http://www.lfsci.hokudai.ac.jp/gakuin/

主催:
大阪大学大学院 生命機能研究科グローバルCOEプログラム
北海道大学 光イメージング研究連携推進プロジェクト
独立行政法人 情報通信研究機構 神戸研究所


 
 

●● 活動報告 ●●

 その開発以来、顕微鏡は生物学とともに発展してきた。技術と科学がお互いに支え合い、益をもたらす、理想的な関係を築いてきた。現在において、蛍光顕微鏡イメージングは、生物試料中において、蛍光プローブにより見たいものを特異的に可視化できるという強力な利点のため、生物学にとってなくてはならない技術の一つに数えられる。
 しかしながら、あなたは今使っている蛍光顕微鏡の性能を十分に引き出せているだろうか?また、あなたが見たいものや、興味のある現象が今使っている蛍光顕微鏡でもしうまく可視化できていないのなら、それを克服する何かよいアイディアはあるだろうか?
 第13回細胞生物学ワーショップは、生きた細胞内の生体分子のダイナミクスを解析するのに必要な、蛍光顕微鏡の基礎と方法論を、講義と実習を通して習得するために開催された。今年で7年目を迎えるこのワークショップに、私は一昨年受講生として参加し、今年はTAとして参加した。

  IMG_1045.JPG 光学的な結像特性、蛍光物質の化学的性質から(これらは、物理や化学にこれまであまり接してこなかった人にはなじみが薄いかもしれないが、顕微鏡観察を成功させるために必要な知識である)、蛍光物質や生細胞の「機嫌を損ねない」取り扱い、蛍光プローブでラベルされた生体分子のダイナミクスの定量解析、そして、高速イメージングという広範な分野を、決して内容が薄くなるようなことなく、大変よく準備され、構成された一連の講義と実習が行われた。さらに、今回はPALM(Photoactivated Localization Microscopy)という、回折限界を打ち破る、最先端の超解像顕微鏡についての講義もあり、とても感銘を受けた。
 「お金がないのでいい顕微鏡が買えないんです」とは、顕微鏡観察がうまくいかないときにしばしば口にされる「言い訳」だそうである。果たして「お金」が本当の解決策たりうるのだろうか?私が先に問うた二つの質問に自信を持ってYesと答えられないのなら、この細胞生物学ワーショップに参加されることをぜひおすすめします。

 

IMG_0984.JPGまた、この細胞生物学ワーショップは卒業したらそれでおしまいではない。自分が行っている顕微鏡観察がうまくいかないときなど、お互いに相談し合えるような、人と人との交流も大切にしている。また、それぞれの個人が活発であることも特長である。今年は、この細胞生物学ワーショップの卒業生が、光塾という、光イメージングに興味ある若手研究者の会を、細胞生物学ワーショップに先立って主催した。

 最後に受講生の皆さん、とても濃密なワークショップ、お疲れさまでした。講義と実習は言わずもがな、いろいろな面でワークショップを成功させるために尽力したくださった講師の先生方、NICTの研究員や秘書の方々、先輩や同僚のTAの皆さん、そして、顕微鏡メーカーの方々に心よりお礼申し上げます。

(文:TA 佐々木 耕太)

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Workshop report

On the 17th of August, 2009, I participated in the 13th workshop of fluorescence microscopy for young researchers held in Kobe. This workshop assembled young researchers including graduate school students, post-docs and assistant professors interested in incorporating fluorescence microscopy to their research. Lectures on microscopy theory and the use of IMG_0801.JPGfluorescence in various experiments were given every morning. We actually used a fluorescence microscope during the practical session held every afternoon. In the evenings, we analyzed the data acquired from the practical session. It was expected that after the six and a half day workshop, we would be familiar with different types of microscopes and fluorescence microscopy techniques.
This was the first time I had the opportunity to work with such high performance microscopes. Furthermore, I learned such a wide array microscopy including how to differentiate wide-field and con-focal microscopes and how to perform experiments like FLIP, FRAP, and time-lapse observation of living cells.
Staffs and tutors were extremely helpful and friendly. Similar can be said for my group members when preparing for our final presentations. Overall, I can only say good things about everyone who participated.
workshop_photo1.jpgAnother thing that I liked was that all meals were at the institute canteen. It made it easy to interact with others and the food was surprisingly good.
In November there will be another fluorescence microscopy workshop. This one at Hokkaido University. I would encourage anyone interested in learning fluorescence microscopy to go.
Finally, I would like to thank Prof. Hiraoka and Haraguchi, all the tutors, staff and other members for the fun and educational experience.


(文:博士課程3年 Zhang Xue)