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大脳皮質の普遍的な単位回路の発見
細谷俊彦 (理化学研究所 脳神経科学研究センター)

日時

2018年4月20日(金)15:00〜16:00

場所

吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室

演者

細谷俊彦(理化学研究所 脳神経科学研究センター)

演題

ゲノム複製におけるDNAポリメラーゼ間での機能分担と協調性

要旨

大脳皮質は神経細胞でできた厚さ2mmほどのシートで、視覚、運動制御、言語、記憶、思考などのさまざまな脳機能の中枢です。その回路は極めて複雑であり、このことが脳機能の理解を困難にしてきました。大脳皮質は視覚野や言語野など機能の異なる多くの領域(領野)に分かれていますが、いずれも皮質の厚さや構造はよく似ています。また進化の過程で皮質の面積は数百倍も変化しましたが、皮質の厚さや基本的な構造はほぼ不変です。これらのことから、大脳皮質には基本単位となる回路がありこれが皮質に沿って多数繰り返しているという仮説が古くから提唱されていました。ところが、百年以上の研究を経てもそのような単位回路は見つかっていません。ネコ視覚野などには皮質カラムとよばれる構造がありますが、これらは特定の種や領野に限られることから普遍的な単位ではないと考えられています。

世話人

近藤滋
Tel: 06-6879-7975
E-mail: skondo@fbs.osaka-u.ac.jp


http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/seminar/docs/fbs-seminar-skondo-20180420.pdf