おもろい研究!君ならできる、ここでできる|新しい生物学・生命科学を拓く大学院|大阪大学大学院生命機能研究科

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研究者の挑戦
〜アカデミアとベンチャーにおける研究のスゝメ〜
井上浄
(株式会社リバネス 取締役副社長CTO/熊本大学薬学部 先端薬学教授/慶應義塾大学薬学部 客員教授)

実施報告を追加しました。

日時

2018年7月10日(火)16:00〜17:00

場所

吹田キャンパス 生命機能研究科 生命システム棟2階 セミナー室

演者

井上浄(株式会社リバネス 取締役副社長CTO/熊本大学薬学部 先端薬学教授/慶應義塾大学薬学部 客員教授)

演題

研究者の挑戦 〜アカデミアとベンチャーにおける研究のスゝメ〜

要旨

リバネス設立の経緯と現在の事業、研究者としてベンチャーを立ち上げる真意についてお話します。大学の研究者でありながら起業し、ベンチャー企業を経営しながら研究開発を行う自身の活動とサポートしている研究者の活動をご紹介します。言葉にすると簡単ですが、大学と企業の両立は容易ではありません。本セミナーでは、自身の経験と現在サポートする大学発研究開発型ベンチャー企業の紹介を通して、チャレンジングな研究者のコアに迫り、彼らと描く研究の未来もご紹介いたします。

世話人

吉森保

問い合わせ

企画室
06-6879-4645
fbs-kikaku(a)fbs.okasa-u.ac.jp
(送信時には(a)を@に変えてください)


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http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/jpn/seminar/other/docs/event-20180710.pdf


実施報告

7月10日、「研究者の挑戦〜アカデミアとベンチャーにおける研究のスゝメ〜」というタイトルにて、アカデミアとベンチャー企業、両方にてご活躍中の井上浄氏よりご講演いただく機会を得ました。

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大学院生の悩みとしてよく耳にするのは、研究を続けるか、就職するかの間での葛藤です。そもそも選択しないといけないか?と常識を疑ったところにご自身の道があったという話はとてもインパクトがありました。やりたい研究を思いっきりしたい→それができる場がないなら自分たちでつくれないか、と大学院生の時に考えられて行動に移されたのはすごいことだと感じます。人生はシンプル、「やるか、やらないか」「自分できめる」とお話しされていたように、その姿勢を貫かれているのだと感じ入りました。会社起業後の10年後の生存率はわずか数%といわれる今日、多角的に展開されながら組織を成長に導かれて、御本人も大学で研究を続けられているというのは、なかなか並大抵のことではないことでしょう。

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公的資金に頼らず、研究を回せるしくみづくりの話もとても興味深いものです。各種競争的研究資金に採択されなかった申請書など、研究者が持つ未活用アイデアを集積し、産業視点で再評価することによって、産業的利用性の高い、未活用アイデアを企業側が活用することを実現するWebソリューション「L-RAD(エルラド)」も研究者には耳寄り情報なのではないでしょうか。

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研究者目線だからこそ、本当はこういうのがあったらよいな、というアイデアをビジネスにつなげてゆけるのだと思います。教育・人材・研究・創業マルチに応援しておられるからこそ、応援される形になるのかもしれません。

アカデミアの環境だけに浸っていると、日頃、中々気づきにくい視点も得られる貴重な機会に思えました。また参加者ギャラリー、とくに大学院生から多くの質問が次々と出て、お話された内容への皆さんの関心の高さも伺えました。吉森教授のお声がけにより貴重な機会が叶ったことにも感謝いたします。

(企画室 岡本)