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生命機能研究科研究交流会(FBSコロキウム)15

講演者 審良 静男 教授 (大阪大学 微生物病研究所 自然免疫学分野)
演題 「自然免疫による病原体認識」
講演者 川根 公樹 (生命機能研究科時空生物学講座・遺伝子研究室)
演題 「DNAは何故どのように壊れる?」
日時 2005年 11月9日(水) 午後5~7時
場所 大阪大学生命機能研究科ナノバイオロジー棟・3階セミナー室
世話人 長田 重一












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実施報告

 特別講演では微生物病研究所 自然免疫学分野の審良静男教授をお招きし、「自然免疫による病原体認識」というタイトルで特別講演をしていただきました。獲得免疫と異なりパターン認識によって異物を認識するという自然免疫に特徴的なメカニズムを、細胞膜やエンドソームの膜に存在し病原体の種々のコンポーネントを認識するTLR(Toll-like receptor)や細胞質に存在しウイルスのdsRNAを認識するRIG-Iといった受容体と、これらの下流で活性化される分子をもとに、分かりやすいデータとともにご説明いただきました。また、B-DNA(二本鎖DNAの右巻き構造)により引き起こされるTLRを介さないtype1 IFNの誘導など、最近の話題もご紹介いただきました。長田グループからは、川根公樹助手がこれまでの研究成果について「DNAは何故どのように壊れる?」と題して講演を行い、アポトーシスを起こした細胞のDNA分解機構とその必要性について、CAD (caspase-activated DNase)やDNaseIIのノックアウトマウスの解析を通じて得た知見をもとに報告しました。審良教授、川根助手双方の講演で活発な質疑応答があり、講演後の懇親会を含め盛況な交流会となりました。


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