おもろい研究!君ならできる、ここでできる|新しい生物学・生命科学を拓く大学院|大阪大学大学院生命機能研究科

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卒業生より

山梨大学<br>大学院総合研究部医学域<br>生理学講座第2教室<br><br>豊田峻輔さん<br>平成24年度修了 博士(理学)

大阪と山梨


山梨大学
大学院総合研究部医学域
生理学講座第2教室

豊田峻輔さん
平成24年度修了 博士(理学)  

私は岐阜大学工学部を卒業後、平成20年度から大学院生として5年間、特任研究員として2年間の計7年間、生命機能研究科の八木健先生の研究室(心生物学)で過ごしました。その後、情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター(CiNet)の西本伸志先生の研究室にて博士研究員を3ヶ月した後、平成27年度から山梨大学 大学院総合研究部の喜多村和郎先生の研究室にて、日本学術振興会特別研究員PDをしています。学部時代は培養細胞を用いた神経栄養因子の研究をしていたのですが、大学院では個体を用いた脳研究を遺伝子レベルからしたいと思い、幼少期に過ごしたきりでもう一度住んでみたかった大阪周辺で探したところ、八木研究室でそのような研究ができることを知り生命機能研究科への入学を決めました。八木研では主に遺伝子改変マウスを用いることによって、神経細胞の多様化と回路形成に関わるエピジェネティック制御機構の研究を行い、博士号を取得しました。生命機能研究科ではセミナーやリトリートが多く、異なる分野で活躍している研究者や学生と交流できる機会が豊富であり、また、大学院プログラムなどによって金銭的・設備的に恵まれていたことは、振り返ってみて良かったと強く感じるところです。学生時代の研究は一つの論文にまとめるまでに6年間も掛かり大変だった時期もあるのですが、手法や研究試料を定期的に変えることができたのが新鮮さを保てた要因だと思っています。現在は山梨大学にてマウスを用いた神経生理学的な研究を行う傍、たまにCiNetに行ってヒトの脳についての研究も行っています。興味のある知識や技術の勉強ができ、自分自身の性質についても模索することができるので、研究は常に楽しいことばかりではないけれど、研究者を続けることができていることには感謝しながら日々過ごしています(写真は研究室廊下からの眺め。山梨大グラウンドの後ろにそびえる富士山の山頂)。