おもろい研究!君ならできる、ここでできる|新しい生物学・生命科学を拓く大学院|大阪大学大学院生命機能研究科

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卒業生より

「自分の仕事の成果」を世界の人々に届け、社会に貢献していきたい。


大日本住友製薬株式会社 薬理研究所

楳原宏紀さん
平成20年度修了 博士(理学)  

現在は、新薬開発のもとになる候補の化合物を対象に、その治療効果や有用性の評価を行っています。大学院では胚性肝細胞(ES細胞)の未分化性維持機構についての研究を行っていました。今でこそES細胞、IPS細胞の有用性などが話題になっていますが、入学した当時はこれらのメカニズムはほとんど解明されていませんでした。しかし、わたしが博士課程に入った最初の年、京都大学の山中伸弥先生がiPS細胞の作成に成功。生命科学発展の、重要な節目を間近で体験することができました。企業で働く道を選んだのは、社会に貢献したいという思いが強かったことが理由です。大学での研究は常に20年先、30年先を見据えたものですが、企業は数年先の目標に基づいて研究をすすめるため、自分の「仕事の成果」を、そのまま世界に届けることができます。企業の研究はチーム間で議論を重ねながら進めていくもので、それに必要な人間関係づくりなども、生命機能研究科の自由な環境で培うことができたと思っています。企業にしかできないことがあるのと同じように、大学院でしかできないことがたくさんあります。みなさんも自分のオリジナリティを大切に、自由な発想で研究に打ち込んでください。